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PRODUCT INTERVIEW Vol.2
〈nanamica MOUNTAIN〉店長 大嶋篤史さん

色落ちだってもう怖くない
デニムソークウォッシュでかなえるケア

いつの時代もどの世代にも、ファッションのトレンドであり普遍的な日常着でもあるデニム。その魅力はもはや説明不要ですが、ケアについては意外と知られていないことが多く、洗うことに抵抗のある人も多いようです。
フレディ レックのデニムケア用の洗剤「デニムソークウォッシュ」は、その名の通りデニムケアに特化した洗剤。
この春フレディ レックのPOP-UPイベントをおこなう東京・代官山の『nanamica MOUNTAIN(ナナミカ マウンテン)』を訪れ、店長であり大のデニム好きである大嶋篤史さんと、こだわりのスタイルやケアについてお話してきました。
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小学生時代にまで遡る、デニムとファッションの記憶

「はじめてデニムを穿いたのは小学5年生。その頃古着ブームで、7歳上の姉と一緒に行った古着屋で見つけたリーバイス501xxの復刻版が気に入って、親にお願いして買ってもらったのが最初のデニムの記憶だと思います。当時は裾を大きめに折り返して穿くのが流行っていて、それに古着のトレーナーとナイキのスニーカーを合わせていました。そんな格好をしていた小学生は、同級生の中でも自分くらいでしたね(笑)ファッションは家族からの影響が大きかったです」
と、学生時代から続く自身のデニム遍歴の原点を振り返る大嶋さん。小学生の時に出会ったジーンズ以来、中学時代にハマったパンクロックカルチャーのファッションや高校時代に影響を受けた人気タレントのファッションなど、年とともにトレンドや興味は変わっても、自身のスタイルにデニムを取り入れることが多かったようです。それは大人になった今も変わらずで、更にこだわりが増している様子。個人的に愛用しているものから『nanamica MOUNTAIN』で人気のものまで、さまざまなデニムを紹介してくれました。
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選ぶのは断然ノンウォッシュ。だからこそ気になるデニムケア

〈nanamica〉での勤務は7年目。それまでもずっとアパレルの仕事に携わってきた大嶋さん。たくさんの洋服に触れてきてたどり着いた彼ならではのこだわりが、デニム選びにもありました。まず見せてくれたのは、私物デニム3点。
「見ての通り、濃い色で太めのシルエットであること。それが個人的にデニムを選ぶときのポイントです。色落ちをさせずに、きれいに穿くのが好みですね」
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すべて5年以内に新品の状態で購入したもので、普段からよく着ているそうですが、大嶋さんが言うように色落ちのない状態に保たれているのが印象的。
続いて紹介いただいたのは、『nanamica MOUNTAIN』でも定番かつ人気のアイテムだというデニム。『nanamica MOUNTAIN』には、「UTILITY」と「SPORTS」をキーワードに、ファッション性と機能性を兼ね備え、時代性のあるニュートラルなデザインのスタンダードウェア〈nanamica〉のショップオリジナルアイテム、そしてTHE NORTH FACEとコラボレーションした日本限定のアウトドアカジュアルウェア〈THE NORTH FACE Purple Label〉のフルラインアップが揃います。
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足をキレイに見せてくれるというnanamicaのデニムは大人っぽくもカジュアルにも幅広く使え、女性にもおすすめ。THE NORTH FACE Purple Labelのデニムは、ワイドテーパードのシルエットがカジュアルで今っぽさもある人気の一本。「僕好みでもありますし、たくさんのお客様に喜んでいただいている定番です」
「nanamicaもTHE NORTH FACE Purple Labelも、“カバーリングコアヤーン”というリサイクルポリエステルを芯にコットンを巻きつけた太番手のムラ糸を使用したオリジナル生地で作っているのが大きな特徴です。綿100%の素材と比べて耐久性がありながらも、軽やかで乾くのも早い。触り心地も柔らかいので、買ってすぐでも馴染みよく穿きやすいです。うちのデニムはそこがいいですね」
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nanamica MOUNTAIN限定モデルのセルビッチデニム。「これもワイドテーパードのシルエットですが、よりキレイめに穿いていただけると思います」
都会的であり機能的。永遠のスタンダードアイテムであるデニムは、最新技術を取り入れながらどんどん進化を続けているようです。そしてそれは、ケアの世界についても言えること。大嶋さんも、最新のデニムケアについて興味津々です。
「普段お客様から洋服のケアについてはよく聞かれるのですが、デニムの場合人によって理想の色や着方も違うので、わからないことが多くて。だから今回の企画はすごくよい機会でした」

正しいケアを知ることで、もっと自由に広がるデニムスタイル

これまでおこなってきたケアを見直しながら、正しいデニムケアとは何かを探っていきます。
「ブリーチが入っているデニムだとあまり気にせずに洗濯機で洗う人も多いと思うんですが、僕はデニムの色落ちをさせたくないから、あまり洗いたくはない。でもやっぱり洗いたい。だからこれまでは、洗剤を使わずに水洗いのみだったり、着用後に汗をかきやすいところをアルコール消毒用のシートで拭くなどのケアをしていました」
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フレディ レックの「デニムソークウォッシュ」は、色落ちを防ぎながら汚れを落として清潔に保つという機能を持った、まさに大嶋さんのようにデニムの色落ちをさせたくない人にもおすすめの洗剤。なるべく洗わずにデニムを育てたいという声もよく耳にしますが、洗わずに着用していくと汗や皮脂がどんどん蓄積し、生地の劣化につながってしまうので、長く着ていくためにはやはりしっかり洗うことが必要です。
そして、つけおきでやさしく洗うこともポイント。デニムのような綾織の生地は洗濯機で洗うとねじれが生じたり表面にアタリがでたりします。それが味や風合いとなる場合もありますが、大嶋さんのようにノンウォッシュの状態をキープしたい人には、つけおき洗いが型崩れも防いでくれるのでおすすめ。
理想のケアは、水またはぬるま湯に洗剤を入れ、生地を裏返して30分ほどつけおき洗いをします。すすいだ後はタオルドライするか、ネットに入れて1分くらい軽く洗濯機の脱水モードで脱水をして、形を整えて陰干しすること。
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「めちゃくちゃ理想的な洗剤ですね。 自宅ではお風呂の浴槽でやればよさそうです。放っておくとカビが生える可能性もあるし、それだけは絶対嫌なのでやっぱり洗わないとと実感しました。このユーカリの香りも、とても好きな香りです」
「デニムソークウォッシュ」との出会いで、大好きなデニムをこれまで以上に大切にキレイに着ていくことができるのではないでしょうか。自宅で正しいケアをしながら、好みのデニムを育てていく楽しみも広がりそうです。そんな大嶋さんに改めて、自身にとってデニムとは? とたずねてみました。
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「僕にとってデニムは、着るとちょっと引き締まるような存在。濃い色をキレイに着たいからというのもあって、革靴を履くのに似た感覚です。実はデニムを着る頻度は多くはなくて。だからこそ、デニムを着ると決めた日はコーディネートをすごく考えるし、その日がとても楽しみなんです」
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[EVENT information]
FREDDY LECK POP UP -Do GOOD for your Clothes!-

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東京代官山にあるnanamica MOUNTAINにて、フレディ レックの洗剤やブラシなどの衣類ケアアイテムを展開するポップアップを行います。
デニムやGORE-TEX プロダクトなどアイテムに特化した専用洗剤、デリケートな衣類をやさしくケアできるクロスブラシなどをラインアップ。洋服をながく大切に着るというフレディ レックとナナミカに共通する価値観を提案します。
開催期間:2024年4月5日(金) - 4月21日(日)
※下記の日程は、専門知識を持ったFREDDY LECKのスタッフが在店し、アイテムに合わせた洗濯やケア方法をご紹介します。
2024年4月6日(土) 12:00-16:00
2024年4月7日(日) 12:00-16:00
場所: nanamica MOUNTAIN(東京都渋谷区猿楽町19-6 CUBE代官山)
photo:Yuko Yasukawa
edit&text:Mana Soda

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